読むことが好きです。
それを聞いてくれる人がいる。なんて嬉しいことでしょう。
私にとってのJはそれをもたらしてくれる存在なのです。
まだまだ卵の殻をくっつけている状態でも、この喜びは味わえる、嬉しい限りです。
とは言うものの、今の私には問題が山積しています。
東京都立中央図書館の田中章治氏が「良い録音図書とは」としてあげられた点のどれ一つとってもクリヤーには遠く、モニターに大変なお世話をかけながら仕上げて来ました。
“テープの影にモニターあり”何よりの支えでした。
先だってのテープ完了の後、脱力感の中で遅まきながら気づきました。
モニターが一番最初の聞き手だったんだって。
その聞き手に負担をかけないテープ作りが、目下の私の可及的速やかにものすべき課題です。
「悲しい話を悲しく読むな。押しつけられた感情が聞き手の想像力を限定してしまう、聞き手は自由に膨らませたいのだ」と。
悲しいと感じながら淡々と読むことのなんと難しいこと。
また、あるとき「声が拡散して相手に届かない。もっと、鋭角に相手に向かって。それに速い。相手のことを考えよ」と。
Jのスタッフに教わって、今は縫いぐるみに向かって読んでいるのですが、まだ形だけなのです。
最後に、Jの課題の一つにこんなことを入れて下さいませんか。
たとえば、読み手と聞き手の間で、アエラや小説などの読後感想や音訳感想を、わいわい交わせる場を作ること。
あったらおもしろいなと思うことがあるのですが。まずは、マルチメディアででもいかがでしょうか。
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