「聞いている人が見えていますか。」
「ちゃんと相手に聞かせてね。」
「一行読んだら、伝わったかなって確認してね。」
「オー、そうだった!」
今、私は、Jで、定期的に、広報紙、雑誌を、時に単行本などのテープ化をしています。当初は地域のサークルで、朗読、お話、テープ作り等の勉強をしていました。
そうしているうち、Jで「読み子さん」になったわけです。
Jでは、テープを作る度にモニターが付きます。単なる字面のチェックだけでなく、音訳全般へのアドバイスをもらったりします。より聞きやすい分かりやすいテープ作りを目指しているわけです。研修などもあります。そこで、個人としても、ある朗読通信講座を受けたり、勉強会に参加したりしています。これら、学習に対する時間を確保するのは、私にとって一大事です。
また、ボランティアの余裕、プロの義務ということが、今の私には、時折浮上する問題です。
会社である以上、報酬がでます。それは、活動するには、大層貴重な資金であり、励みでもあります。
でも、私は、お金を得るためにテープ作りはしていません。
私が得たものは、読みがどうであれ必要だから聞くという多くの方に対し、一応聞けるテープが作れるようになったのだという喜びです。
聞くに耐えるテープを作りたい。そして、さらに、今は、聞く必要をもっていない人でも、ふと耳にしたら聞かずにはいられらい・・・なんていうテープを作りたいと欲を出しています。 (Jだより第3号−1998年10月発行−より転載)
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