外様(とざま)大名で唯一、国替えを免れつづけた越後の新発田(しばた)藩。米の他に特産物はなく、広大な土地と水に恵まれながら潟(かた)や湿地が多いために度々水害に見舞われ、藩士も農民も常に貧困に喘ぎ続けてきた。そんな小藩を支えたのは名もなき家臣たちだった。家老の溝口半兵衛は彼らの姿を後世に伝えようと、激務の合間を縫っては冊子にまとめ「露の玉垣」と名づけた。 (音訳:大越美枝子)
さらに
ジャンルで検索 作者で検索
デジ図書館に戻る ちびデジ図書館に戻るHomeに戻る