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露の玉垣(つゆのたまがき)

乙川 優三郎(おとかわ ゆうざぶろう)著

新潮社刊 テープ全7(6.5)巻/DAISYDAISY版

 外様(とざま)大名で唯一、国替えを免れつづけた越後の新発田(しばた)藩。
米の他に特産物はなく、広大な土地と水に恵まれながら潟(かた)や湿地が多いために度々水害に見舞われ、藩士も農民も常に貧困に喘ぎ続けてきた。
そんな小藩を支えたのは名もなき家臣たちだった。
家老の溝口半兵衛は彼らの姿を後世に伝えようと、激務の合間を縫っては冊子にまとめ「露の玉垣」と名づけた。 
(音訳:大越美枝子)


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