窓際の物書同心から花の定廻り(じょうまわり)に昇進した藤木紋蔵。着流しに黒羽織の派手な姿は何となく落ち着かないが、付け届けで暮らしは確実に豊かになった。居眠りの奇病も影を潜め、着々と事件の解決に励むのだが…。手薄になった例繰り方(れいくりかた)はいつまで紋蔵を放っておいてくれるのだろうか。町へ出た紋蔵が、江戸庶民の人生の哀歓を噛み締めるシリーズ最新刊です。 (音訳:明石二郎)
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