10世紀前半、平将門(たいらのまさかど)が関東で、藤原純友(ふじわらのすみとも)が瀬戸内海で、殆ど同時に起こした乱は承平天慶(じょうへいてんぎょう)の乱と呼ばれる。だが両者は、目指したところや経緯がじつは正反対だった・・・。時の権力の中枢たる藤原北家(ほっけ)の出でありながら、所領や官位にこだわらず、国を超えた交易を夢見て海賊になった「藤原一族のはぐれ者」純友の、波乱に満ちた半生を描く歴史小説。 (音訳:中村元則 )
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