大学ノート7冊分の日記を見つけたのは去年の6月の終り、帰省先の生家の二階の隅でだった。 日記は、日本語の内容がロシア文字で表音化されていた。 ロシア字日記の“翻訳”から灸りだされる「おどるでく」の正体とは? 忘却されたものたちの声なき声を描く表題作ほか、1篇を収録。 (音訳:山本澄子)
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