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巷説百物語(こうせつひゃくものがたり)

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)著

角川書店 9巻

百物語とは、江戸時代に流行した遊び。
夜、人々が集まって百本のろうそくをともし、次々に怪談を語り、一話すむごとに灯りを一つずつ消していく。
百の怪談話が終わり、まっくらになった時、妖怪が現れる・・・。
といっても、この、京極版・百物語は、怪談というよりは「妖怪ミステリー」。
妖怪変化(へんげ)に関する伝承をトリックに用いて、"必殺仕置人"たちが悪をこらしめる、7編の短編からなる連作時代小説。
妖怪に関する優れた情報小説であるとともに、意表をつく結末が無類に面白いミステリーです。
(音訳:荒谷俊則)


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