さっぱり仕事をしない主人公「俺」は、万年金欠で、趣味はランパブ(ランジェリーパブ)通い。
実家に金の無心をし、見合いをさせられるが、相手の女が気に入らず、愚行で見合いをぶちこわす。
そしてランパブ嬢と結婚したものの、結婚生活はすさむばかり。
一方、友人の画家は、「俺」が見合いをぶちこわした相手の女と結婚し、成功。
「俺」は女に恋慕し、自分も画家になろうとするが・・・。表題作の他、「人生の聖」を収録。
伝説のパンク歌手、詩人、映画俳優、CM出演など、マルチに活躍。
顔のよさ(そうとうカッコイイ!!)もあいまってか、若い世代を中心に、カリスマ的な人気を集めている町田康の、第123回芥川賞受賞作。
現実と妄想のはざまで展開されるストーリー、登場人物が際限なくしゃべりまくる言葉の暴走、独特の言語センスに、選考会では議論沸騰。
賞賛の声と、批判の声がとびかいました。
「慣れてみるとある種のドラッグのような陶酔感をあたえられる」とは、石原慎太郎氏の選評。
あなたは、この「言葉のドラッグ」に、はまるか?はまらないか?試しにぜひご一読を。
(音訳:高山 久美子)
さらに