一日中、押入れ棚に引きこもりわずかの隙間から世間を覗く、売れない役者 小平次。妻のお塚は、一向にその不気味な性癖がおさまらぬ亭主に悪態をつく毎日である。そんなふたりのもとへ、友人で囃子方の安達多九郎が訪ねてくる。禰宜町の玉川座が、次回の狂言怪談の幽霊役に小平次を抜擢したという。しかしその興行の裏には、ある仕掛けが施されていた…。 (音訳:林 理絵子)
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