サラ金、街金(マチキン)はまだ甘い。
最底辺の闇金(ヤミキン)の取り立ては、全てを奪う。
財産、職場、家庭、人権、女は肉体、男は臓器。
金がないのは、首がないのと同じ。
だから金のためなら命も狙う・・・。
悲惨な少年時代を過ごし非情なヤクザになった桐生(キリュウ)と、美貌にものを言わせ、数え切れない女を金のために食い物にしてきた玉城(タマキ)。
金とおのれだけを信じる二人を中心に、欲望と虚無が交錯する衝撃の暗黒世界を描く。
・「ゼニの魔力、そして資本主義の冷徹を暴いた現代版『ヴェニスの商人』や」(青木雄二氏)
・「著者は闇金融の裏の裏まで知り尽くしている。何という人間描写か。これは近代文学の一大傑作だ」(宮崎学氏)
名うてのアウトローたちからも絶賛の嵐を浴びた、新しいハードボイルド。
(音訳:明石 二郎)
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