安芸国吉田荘の小領主から中国地方を平定した西国の雄、毛利元就の波乱に満ちた生涯を描く全3巻。
上巻では、松寿丸(しょうじゅまる)と呼ばれた幼少年期から、21歳の謀略家の誕生までが描かれる。
中国地方は二大勢力、大内と尼子の激突へと日々緊迫の度を増して行った。美伊という頼もしい伴侶を得、三男一女をもうけた元就は迫りくる巨大な暗雲を予感し始めていた。「1本の矢は折れるが3本が一つになると折れぬのじゃ。」 元就は、人質として大内氏のもとへ向かう嫡男千代寿丸(ちよじゅまる)を前に兄弟の結束を説く。(中巻)
中国地方の霸者へと歩み出し、ついに悲願の出雲制覇を成し遂げる元就。
愛する者たちとの死別をも乗り越え、「細く長くつつがなく」を良しとして多くのものを今に残した毛利元就は、
75歳で生涯を閉じた。
日本中に元就ブームを巻き起こした97年NHK大河ドラマの小説版完結編。
(音訳:持田 玉枝)
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