町医者・北村宗哲は、渡世人から足を洗い芝神明前で開業して10年。不在の間待っていた幼なじみの妹と所帯を持っている。腕利きであるうえ義に厚い宗哲は、訳あって人を斬り逃亡していた過去もあり、つい患者たちの厄介な頼み事を聞いてしまう。様々な人間模様に、幕末の法律、貨幣制度、漢方医学の知識もからめて一気に読ませる時代小説。 (音訳:福田 素子)
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