不世出の天才、空海。物語は、晩年、死の床に就いた空海が弟子たちに、自分の生涯を語って聞かせるプロローグから幕を開ける。讃岐の名門佐伯氏に生まれた真魚(まお)は、幼少期から仏教や儒教に親しみ才能を発揮した。長じて得度(とくど)、空海となった彼は唐に渡り、恵果和尚(けいかわじょう)に見込まれて密教の奥義(おうぎ)・唯授一人(ゆいじゅいちにん)の伝法灌頂(でんぽうかんじょう)を受けることに…。 (音訳:大越 美枝子 )
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