自らを「植物の精」と呼び、植物分類学に生涯を捧げた牧野富太郎博士。この稀代の学者と妻・寿衛子(すえこ)の波乱に富む生涯の詳細な記録です。書簡で明かされる「奔放」と「純愛」、そしてひたむきな夫婦愛が哀惜込めて描かれています。『婉という女』(えんというおんな)から40年。大原文学の最終到達点としての作品です。 雑誌『サライ』に連載。 (音訳:大越美枝子)
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