幼少時代のクレオパトラは、 後宮の奥深くひっそりと暮らす内気な少女だった。
しかし歴史は、 美しく聡明な彼女を放っておきはしない。
地中海の大国ローマに翻弄されるエジプト王国を守るために、女王クレオパトラは戦い、 そして運命の男シーザーと出会う。
「反逆、謀略、毒殺、決戦、あらゆるものに女王は打ち勝たねばならぬ」
最愛の人シーザーを凶刃のもとに失い、ヘラクレスの再来といわれたアントニーとの巡りあい・・・・・。
しかし ローマの侵略には抗しきれず、ついに毒蛇を我が胸にはわせるクレオパトラ。
これは「伝記ではなく小説」と著者。 いかなる時も昂然と前をむいて生きる絶世の美女"クレオパトラ"を描くことは、 著者の長年の夢だった。
(音訳:小沼久美子)
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