百済から渡来した一族の子孫、子麻呂(ねまろ)。 文武に優れ、熱血漢の彼は、18歳で、舎人(とねり)として、厩戸(うまやど)皇太子(聖徳太子)に仕えます。 様々な妨害にあいながらも、憲法十七条と冠位十二階制を作ろうとする皇太子は、都を騒がす事件や陰謀を解決することを、彼に命じます。 賄賂で高い冠位を狙う者、財力にあかせて女を犯す者、秘かに皇太子暗殺を企てる者……。 奈良の都の捕物帳7編です。 (音訳:大越美枝子)
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