「生きてゆくのにも情熱がいる。萌えるように輝いていたときは過ぎてしまったが、終わりはまだ遠いとも思う。」(本文より)なに不自由なく過ごした少女時代、明世(あきよ)は城下の有休舎で葦秋(いしゅう)の元、南画を習い始めたが、結婚を機に画から遠ざかることになる。幕末の世を舞台に南画一筋に生きようとした武家の娘の数奇なる物語。直木賞受賞後第一作。 (音訳:大越 美枝子)
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