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耳そぎ饅頭(みみそぎまんじゅう)

町田 康(まちだ こう)著

マガジンハウス刊 5(4.5)巻

「偏屈にだけはなりたくない、と頑張って生きてきた。
気づくと、もはやどうにもならぬ偏屈の谷底にいた。
今は、世の中の周縁部から舞い戻ったこの谷底で、偏屈もまた楽し、と呟いて薄く微笑んでいる。」

偏屈を自認し、家に引きこもっていた著者だが、ある日、世間の輪の中に戻るべく外に出る。
温泉、トップレスバー、東京ディズニーランド、パリ、ニューヨークetc・・・。
「偏屈からの脱出」をモチーフに、自身の体験、売れないパンクロッカーの悲哀、貧乏話などを自嘲とギャグをまじえて綴るエッセイ集。
エッセイとはいえ、この著者のこと、どこまでが本心なのかは謎。
「うくく」というフレーズとともに、独特のリズム感、文体が炸裂!
(音訳:串岡 登美江)


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